wind’s book

物語の中の私が、才能を求めて愚かな一ページをめくるお話

2023-08-01から1ヶ月間の記事一覧

闊歩、リバーシブル

僕の期待は世間の生き方 人間の生きる街に 純粋は、存在しない ならばどこに行けば、あなたは救われるだろう 眠たい目を擦って、歩き続ける 今日生きることを、するように 馬鹿らしくて、笑みが溢れる 掛け合いに生はなくって 醜い感情だけが括られる 声すら…

無意識について

私は無意識でできている 呼吸をする、心臓を動かす、そんなことは誰でも無意識でやってるはずだ。 じゃあ行動はどうだろう。 勉強や運動、会話において、私は制御ができないのだ。 取り入れた知識、技能を、無意識に解析して、無意識に人の話を聞いて、無意…

university

ep1 too quiet university あなたは、目が覚めると彼女に起こされていた。 教授と名乗るその女は、これから講義らしい。 私は大学2年生らしい。 私は教授に連れられて、教授と話しながら私の講義へ向かった 私は「戦争学」というプレートの教室に連れられた…

Dukh

ep0, your turn ここは?ー大学です 誰? ーしがない教授ですよ 何を? ー講義が始まるところです 今は? ー1937年よ 私は? ーあなたは大学2年生でしょ?何を言っているの? 今日も始まる。 ‘‘いつも通り“の毎日 今日からあなたたちは、この寮で暮らすんで…

焼肉に行った、他

今日は、焼肉へ行きました。 なんかすごい脳みそみたいな形したやつがありました。 牛肩ロースが美味しかったです。 それはさておき、みなさん、ポケモンってご存知ですか? 最近、よく弟がポケモンを見ています。 さとしはいなくても、ピカチュウは現役でし…

そらそれら

今日の空は、何だろう。 空に手をかざして、ため息をつく。 それから目の前に転がっているいくつかの「それら」に、 手に持ったそれを一つ一つ入れていく。 ゆっくりゆっくり入れると、 鮮やかにとくとくとくとく染まってく。 次の水換えの時間は、いつかな…

創る才能が私に無い事を悲しむだけ

不純な動機の小説家。 この言葉は私にぴったりだと注ぐ注ぐ思う。 最初は人から注目を集めるツールとして使っていた。 まあ今は自分の能力を上げるために使っているけれど。 でもやっぱり、憧れてしまうのだ。 美しい謎を残していく彼らに。 ーーーーちょっ…

ラムネ

口に流し込んだもらいもんのそれを包む袋を、ものがごちゃついた机に捨てる。 「ファ〜、ラムネって美味〜!」 やる気、それは尻を叩かれてもなかなか出ない。今は執行猶予中なので、監視の眼はあるが、自由だ。やる気の出し方なんていくらでもある。 「じゃ…

Sleeping door

歩いて向かう先は逆光に塗れた扉。 朦朧とした意識は僕に危険信号を垂れ流す。 手を伸ばしてノブを捻ろうとしても、その手は空を切った。 頭に流れるストーリー調のそれは、その向こうへ向かうのを後押しした。 最初は考える頭しかなかったが、そのありふれ…

GeoGasserとネットリテラシーと偏食の話

最近、GeoGuessr(以後、ジオゲ)にハマっている。簡単にいうと、Google社の360°ストリートビューという機能を使った、世界各国のどこかに飛ばされて、周りの情報を頼りに地図から自分の居場所を特定するゲームだ。これにハマりにハマりすぎて、最近挨拶検定…

レインコート

雨がゆっくり溶けていく。あしもとで溶け切ったその“雨だったもの”は、誰かを掻っ攫って誰かが作った穴に落ちていく。落ちてったその何かは、いつしか大きな流れに乗って行き、選ばれたいくつかの何かは、雨になる準備をして、世界を湿らせながら上に登る。…

とある日の脳内

社会でいう無能にも色々な種類がある。事務作業なら根気がない人間、体育なら体が硬い人間、そしてクリエイティブな世界では、凝り固まった思想の人間。逆に自衛隊とかでは、自由な人間。完全に使えないわけではないが、使い所が無さすぎる。 そして、それら…

診断にハマった挙句課題終わらん

今日が夏休み最終日にして半分しか課題が終わっていないこの人間の最期の休日。明日から始まる夏休み明けテスト地獄は、天を仰いでなんとかするしか無い…。そんな人間が私です。ほんっとに頭おかしい自分。タマザラシのシャーベットを手に空を見上げてるエブ…

magnificent shop

白雪姫は生き返り 王子にあってハッピーエンド。 そんなら毒が回ってる間 どこに行ってたか知ってるかい?なっぜ知ってるって?そりゃナイショ青い青い毒が回って 林檎を見ながら笑ったあいつは 赤い赤い液体流れれば ようこそ私のbarへ。私の店への招待券 …

終わりの先と生き方について

人生ってやりたい事をやるために生きてるなんてよく言いますけども、 やりたい事があっても才能が追いつかない人間がたくさんいるわけで、 生きることに対して私は執着を失ったと言える。でも、いざ死についてよく考えてみて、「生きてる方がマシだな」なん…

月に浮かぶ輝夜の救済

ここは美しい世界だと世間は言う。でも僕は、テレビで見た方が、綺麗に見える。色が補正されたその世界で、色鮮やかな山々を見て、本当はくすんだその真っ青な海で、綺麗なクラゲを見ていたい。ある時、僕のテレビでいつもみたいにテレビを見ていた。そした…

ブログ、始めました。

何を書けばいいのかわからない、果たして初心者ブロガーがそんな一言から始めていいのだろうか。初めまして。風奏って書いて「ふう」ってよみます。13歳、中学生やらせてもらってます。私はなんか色々難しい事ばっか考える人間で、気づいたら学校に行きたく…