wind’s book

物語の中の私が、才能を求めて愚かな一ページをめくるお話

Dukh

ep0, your turn 


ここは?ー大学です


誰?  ーしがない教授ですよ


何を? ー講義が始まるところです


今は? ー1937年よ


私は? ーあなたは大学2年生でしょ?何を言っているの?


今日も始まる。


‘‘いつも通り“の毎日

 

今日からあなたたちは、この寮で暮らすんですよ

 

教授は嬉しそうにそう言った。


「ようこそ!」


なり響くクラッカーに私は呼吸を荒くする

 

幸い私の部屋は端っこだった

 

おかしい、なんでこんなにエピソード記憶が抜け落ちてるんだ。


ここでのゆういつの連絡手段を手に取る

ーーーを入れる


「あ、ーーちゃん。元気にしてた?」

「ーー、ーーーね、ーwwーーあーーでーーーー。大ー夫?」


私は息を荒くした

 

あなたに出会って、私の人生は変わったの。

でも初めてあなたに連れてきてもらったーーーの眩しい光に、私は目を伏せた。

「ーー?ーー!!」

もうそろそろかな


あーあ、今日もまた増えてゆく、私の辛幸


カチ カチ チーン


ピーンポーン

 

「お届け物でーす」

 

 

 


ここは?ー大学です


誰?  ーしがない教授ですよ


何を? ー講義が始まるところです


今は? ー5937年よ


私は? ーあなたは大学2年生でしょ?何を言っているの?


あーあ、疲れたな


いつも始まる


“いつも通り“の毎日

 

 

出演

・教授

 


プレイヤー