wind’s book

物語の中の私が、才能を求めて愚かな一ページをめくるお話

 んんん〜.おっはよ〜って、え、ここ、どこ?

 

彼女は、一本のナイフを手に取り、不思議そうに首を傾ける…。それが可愛くて、癒されて、でも、そんなの、長く続くことなんて、ない。

彼女は、ここについて、考察し始める。


えっと、ここ、、。見覚えはない。じゃあ、こんな部屋に閉じ込めて何がしたいの?監禁?お金?


彼女は、それを言い終わると、すぐさまベットには入ってしまう。

ああ、なぜだ。なぜこんなにも愛おしいんだ。


あれから3日がたった今も、彼女を見ていた。


もう、お腹も空かない、暇。このナイフ、、、。自害?そっか、そうだよ夢だ。ここは夢なんだ!


そう言い、彼女は刃先を自分へ向けた


こういうことで、あってます?「観測者」さん。


自分の存在がバレたのには少しおろどいた。でも、これも計算のうち。

彼女は息を荒くして、自分にその刃を刺した。


うっ!本、、、物、、、。いやだ、死にたくない、死にたくない!


へえ、、、。

私は感心した。彼女は、自殺をしたのだ。VRで。


人が死ぬ時って、どんな感じなんだろう。

私が関心を持ったのは、5歳、とか。そんぐらいだったな。

ああ、私?私は美来。私はいわゆる、人と違う人。