wind’s book

物語の中の私が、才能を求めて愚かな一ページをめくるお話

心逝くまに

 

 

 

霞;朝起きて、体が軽い毎日。起き上がって、食堂へ向かった。

 いつも通りの毎日。何でもある毎日。私は、社会を笑顔で肯定しながら、今日も止まる。

世界は、思い通り。何もかもあるんだ。

転換


蒼;これで、霞にいい報告が出来そう。あ、霞ー!

霞;わぁ!蒼〜!何?報告?

蒼;そう!みてみて〜。全員闇にばっちり、葬ってきたよ〜!

霞;すごいね…。さすが、私の大親友!

蒼;えっへへ〜!でも霞も慣れてきてるじゃん!任務!

霞;上位の蒼と一緒になるのはびっくりしたけど、ボスがこうしたのも納得だね。すぐ親友になれたし。

蒼;ん〜、蒼は、霞に褒められるだけでいいんだけどな…。

霞;こ〜ら。ボスがいないと私たち秘密警察にもなれずに飢えていたかもしれないんだよ!お金ももらえてるし、感謝しなきゃよ。…まあ、私も蒼に褒められたらそれでいいんだけどね。

蒼;霞も結局そうなんじゃ〜ん!

霞;えへへ〜。まあ、ボスの言うことはちゃんと聞かないとダメよ。

蒼;うん!霞が、そう言うなら

声;全隊員に告ぐ、至急集会室へくるように。繰り返す。至急会議室へ来る様に

蒼;う〜わ、また混むよこれ

霞;一万人もいるとそりゃあね。

蒼;ギリギリまで、私たちの部屋から出ないでいよう。

霞;うん〜、そーしよ。


転換


ボス;おはよう。諸君

蒼、霞;おはようございます

紫音;ちょっと!ボスはあんたらに言ってないでしょ。ボスは、この私に言ってるの!

蒼;いくら勝てないからってそう言うこと言わないでよ〜

霞;そうだよ!全く〜、妬みもいーとこ

紫音;妬みじゃない!

ボス;君たち。元気なのはいいが、騒いでるのは君たちだけだよ。

三人;は〜い

ボス;まず、成績を発表しよう。一位は同率で、蒼と霞。次が紫音だ。他の奴らも頑張るように。次に、今日はノルマ多めだから、しっかり確認すること。紙を各部屋に配っておくからな。では、今日も良い1日にしよう。以上。

紫音;は〜〜〜い!

霞;はい。

蒼;ん。

霞;あ、お、い?

蒼;うっ…。は、はーい…..

霞;(頷いて)行こう!

蒼;うん!

零;あ、あいつら…。


転換


蒼;う〜わ、最悪!

霞;うわ、まさか、

蒼;そう、そのまさか。

霞;任務が入ったと。

蒼;ああああああああ!帰ったばっかなのに!休めもしないなんて!

霞;もう何連勤なんだか。

蒼;まあ、行くしかないよ。

霞;あ〜、もういいや。let's go!

蒼;いっこ〜!


転換


零;おい。

蒼;いやぁ〜、やっぱね。チョコが一番!

霞;いやいや、バニラの方がいいでしょ!

零;おい!

蒼;い〜やチョコだね。何にでも合うし

霞;いやいや、バニラアイスは日本一!

零;そこの蒼、霞!

蒼;え?

霞;私たち?

零;ああ。お前ら。

蒼;えっと、誰だっけ?

霞;あ〜、、、?確か、最下位にいた子?

零;最下位なんかじゃない!一応15位なんですけど

霞;1500位の間違いじゃない?

蒼;うんうん

零;はあぁぁ?!

蒼;あ、てか、男の子?女の子?どっちでも納得できるわ

霞;それ

零;それが…。わかんないんだよ。って、そんなことどうだっていいだろ?今はお前らに用があるの!

霞;えっと、何で?

蒼;あ、もしかして、この書類に書かれてる、「零」?

零;そうだよ!ちゃんと書類見ろ!

霞;はいは〜い。行こう。

蒼;そーだね。せいぜい足手まといにならないようにね〜!

霞;うんうん!

零;お前ら、僕のことをなんだと思って…。

照明変更

零;僕、照明にも嫌われてんのかよ!

暗転


霞;ここだって。

蒼;じゃあ私こっち側やってくる!

霞;じゃあ私こっち側いくね

零;僕は?

蒼;なんか適当にやっといて!

霞;じゃあこっちくる?

零;あ、ああ。


転換


霞;う〜ん、こっちかな?

零:早い、早いって!

霞;別に、いつもよりゆっくりしたんだけどな。

零;絶対嘘だ。

霞;あ、いた


戦い

 

転換


蒼、戦い

 

転換


零;お前ら!

蒼:え、なに?

零:早すぎだよ!ちょっとは手加減しろって

霞:なんで、あんたのために?

零:うっ...。

蒼;さーて。霞、帰ろ!

霞;うん!

零;霞、少しいいか?

霞;うん?


蒼、不思議そうな顔をして捌ける


零;お前、なんでそんなに楽しそうなんだよ。

霞;え、普通じゃない?

零;お前はお前の人生なんだからお前のやりたいようにすればいいんじゃないか?

霞;どう言うこと?

零;人を殺すこと、好きでやってるのか?普通に生きることを選ばないのか?

霞;え、人を殺すことって普通のことじゃない?

零;お前はそうやって教わったのか。

霞;え、うん。てか、そんなこと気にしてたら一生順位上がらないよ?

零;うるさい!。もう〜、じゃあ質問を変えよう。お前はなぜこの世にいると思う?

霞;え、蒼と生きるため

零;お前は本当に、蒼と生きているのか?

霞;は?

零;いや、いい。悪いな。 

霞;蒼、あおいは、生きてる。だって、蒼は私の目に見えてる。

零;お前がそう思うならそうなんだろうな。

霞;零も変な事言うね。蒼が生きてる以外ないでしょ。

零;。。お前は何のために生きてるんだ?

霞;私は、蒼のために生きてる。

零;……..。そうか。


転換


蒼;ここかな?

霞;あ、あの可愛い子かな〜?

蒼;そうかもね〜

声:おい、金を出せ。

桜:(泣きながら)いや、です、お願いです。やめてください。

声;あ、そっか。お前、貧乏、だったもんな。

桜;お、お母さんも頑張ってくれてるんだよ!

声;なあ、金ださねえなら、あれしかね〜よな?

蒼;まっず、

霞;蒼、行こう!


戦う


桜:あ、ありがとうございます。少しだけど何かご飯とかご一緒にどうですか?お金は私が出すので。

蒼:めんどくさ。私はいいや。仕事だし。霞も\そうだよね?

霞:別にお金は出すよ。一緒に行こう?

蒼:…え?

桜:ありがとうございます。そこの方は、大丈夫ということで、無理にお聞きしてすみません。霞さん、今度、あの情報屋の付近で会いましょう。

霞:ええ。

蒼:……。蒼、他のとこに報告行ってから帰る。

霞:….。わかった。

転換


ボス:帰ってすぐなのに呼んですまない。

霞:なんですか?

ボス:桜とご飯に行くのをやめろ。

霞:…は?えと、なんの話でしょうか。

ボス:お主、桜とやらと飯へ行くらしいじゃないか。

霞:え、なんで知ってるんですか?そもそも私、まだ一文字も報告してないですけど。

ボス:えと、それは….。

霞:なんでですか?

ボス:….なら、こうしよう。私が何故知ってるかを言わない代わりに、食べに行ってもよい。

霞:(舌打ち)わかりました。


転換

 

桜:あ、あの、えーと。

霞:あ、桜…さん?

桜:あ、はい。行きましょうか。

霞:…..うん。

桜:あ、あの、あそこです。

霞:…..あ、ね。

2人:…….。

桜:あの、なんでそのご職業に就かれているんですか?

霞:ぁぁ。えと、人を殺すのが、好き…?だからかな?

桜:えと、え?。好き…?

霞:まあ、ね。

桜:霞さん、なんか不思議ですね

霞:なんで?

桜:だって、人を殺すのって、みんな嫌がるのが、あ〜、普通じゃないですか?

霞:そう、かな、普通だと思ってた。

桜:え?!いやいや、ちょっと流石にそんなことは\ないですよ!

音;お腹のなるおと

桜;あっ…….。

霞:….!.... はっ....ふふっ…あははっw…..

桜:えっと、あのっ!…..。ひとつも口をつけてなくて…。

霞:いやっ….w....雰囲気がぶっ壊れじゃん……..ww

桜:あっ、。す、すみませんっ!

霞:いや、いいよw…..あははっw…w..ふふっ..w….はぁ..。

霞:みた感じ、年も近そうだし、ためでい〜よw

桜:わかった。ありがとう!

霞:こちらこそ。いろんな意見がありそうだし。


転換


霞:ただいま〜。

蒼:おかえり、初めて会ったんだよね。

霞:うん。桜さんとも仲良くなれた気がする。

蒼:でも一番の親友は蒼だよね。

霞:もちろん。ずっと仲良い親友は蒼だけだよ。

蒼:ありがとう。霞はずっと、蒼の大切な親友だよ!

蒼;じゃあ、蒼ボスに呼ばれてるから

霞;あ、うん。行ってらっしゃい。


転換


桜:霞ちゃ〜ん!

霞:あ、桜。

桜:いつものあそこ行こ。

霞:もちろん!

桜:こう会うのはもう何十回目かもわかんないね。

霞:だね〜。桜と会って初めて常識を知った気がするよ。

桜:役に立ててるなら何よりだよ。

霞:桜〜。ありがとう。もう桜とは一番の親友だよ〜!

桜:私ももう一番の親友だよ!ありがとう!

霞、桜:  (軽い雑談)

桜:そういえば、もう蒼さん…?には話した?

霞:あ、まだかも….。

桜:言っといた方がいいよ。人を殺すのはいけない事だってこと。

霞:うん。教えてもらえたおかげで、私はもう血とかだめになってきた。

桜:よかった〜。その調子で普通の感性を磨いて行ってね。

霞:うん。桜のおかげだよ。蒼はまだ気づいてないみたいだけどね。

桜:それは私とすごい仲良くしている事?

霞:そうそう。

桜:今バレたら不味そうだけどね。

霞:うんうん。まあ、いずれ治ってくれるよ。話せばわかる。

桜:だよね。蒼さんとも仲良くなりたいな。期待して待ってるね。

霞:うん。ありがとう。

桜;あ、どうしよう。仕事入っちゃった。帰らなきゃ〜!

霞;どんまいブラック企業

桜;いや、そっちも十分ブラックだけどね。じゃあ、明日も午前8時集合でいい?

霞;あ、ごめん、任務入ってるかも

桜;あ、私も仕事入ってるかも

霞;あ〜、もうそっちに転職したい

桜;まあまあ、じゃあ午後は?

霞;あ、午前11;00なら大丈夫

桜;オッケ。じゃあ私も行くよ

霞;じゃあまたね!

桜;うん!

 

転換


蒼:あれ?帰ってたんだ。ちょっと、ただいまくらい言ってよ〜。

霞:….うん。

蒼:ねえ、ちょっと反応冷たくない?もうちょっとはなしてくれてもいいじゃない。

霞:..蒼、あのさ…。

蒼:どうしたの?

霞:あの、その、…。人を殺すこと\やめない?

蒼:人を殺すこと?蒼とどんどん頑張っていこうねって話でしょ。うんうん!

霞:あ…。はぁ…。はいはい。

蒼:ちょっと!何よ。そんな適当に返して。ねえ、親友でしょ?

霞:そうだね。友達だね。

蒼:ねえ!一番だよね!

霞:はいはい。

蒼:…..え?

霞:ねえ、もういいでしょ。明日は任務がはやいから今日は寝るね。おやすみ。

蒼:…….。

転換。もしくは霞捌ける。

蒼:何で?!ずっと私だけの、たった1人の理解者だったのに、親友だったのに、親友が取られた?そんな、そんなことって…。そっか。そっかわかった。桜とか言うやつを殺せばいいんだ。そしたらきっと、みてくれる!また親友になれる!じゃあ、明日でいいかな。


転換


桜:楽しみだな〜。早く来ないかな〜。

蒼:ヤッホ〜。桜ちゃん

桜:えっと、蒼さん?

蒼:そうそう〜。

駆け寄ってくる霞

霞:桜ちゃん!..。え?なんで蒼がいるわけ?

桜:どうしたの、っつ?!

蒼;桜ちゃん。今どんな気持ち?ねえ、今どんな気持ち?人の親友奪っといてさ。どう言う気持ち?教えてよ。

桜;えと、それは、なんのお話です\かね?

蒼;ねえ!桜ちゃん、霞に、何か漬け込んだよね?

霞;蒼!違うの。桜は私に一般常識を教えてくれた\んだよ!

蒼;それをつけこんだって言うんだよ。ボスが言ってた。

霞;ちがう!私はただ、普通を教えてもらえただけ\で、

蒼;ねえ、霞?違うよ。普通って言うのはね?こう言うことを言うんだよ。

(言うのはね?のところで刃物を桜の首元に当てる)

霞;桜!

蒼;じゃ〜ね〜。いいお仕事をしてくれて、ありがとう。

(桜、その場に倒れる)

霞;桜!桜!……。蒼、

蒼;これで、これからも仲良く\できるよね!

霞;は?

蒼;え、なに?

霞;蒼、何言ってんの?

蒼;え?

霞;桜は私の大切な友達なんだよ!

蒼;えっと、、蒼、なんかした?

霞;蒼、もういい。親友なんてやめよう。

蒼;え、まって、ごめん!ねえ!

霞;ねえ、蒼。私の大切な人を奪って楽しい?面白い?

蒼;あ、え?

霞;…..。もういい。

蒼;ねえ、待って、お願い!

 霞、蒼を振り払って捌ける。蒼、取り残されて、桜を連れて捌ける


部屋。蒼とボス2人


蒼;ねえ〜ボス?

ボス;おう、どうした?

蒼;これ見て!

ボス;え、?

ボス、洗脳される。

蒼;ねえ、ボス?

ボス;はい、何をお申し付けでしょうか。

蒼;霞を殺せ。

ボス;承知いたしました。

蒼;これできっと\霞を蒼のものにできる!


部屋。霞と零と紫音が話している


零;いや、あの蒼がそんなことするわけ無いと思うんだけど。

霞;でも、ほんとに許せない。

紫音;まあ、あんたがそんなに怒ってるのは珍しいけどね。

零;な〜、それにしても蒼、あいつちょっと依存傾向あったしな。

紫音;そうだね〜。蒼はずっと霞につきっきりだったし。

霞;でも、今まで招待できなかったから、蒼いたし。

紫音;まあ、よかったんじゃない. 逆に。

霞;だね〜。

零;なんだかんだ三人、仲良かったしな。

ノック音

紫音;なんだろう、

霞;はーい。

ドアが壊される

霞;え、ボス?!

紫音;どうしたの?ボス、

ボス;目標、三人。開始します。


戦い


零;(息切れしながら)良かった、、。

霞;なんですか?ボス。いきなり、何か練習とかですか?

ボス;あ、ああ、ああ、は、はい、じょ。。。。。

霞;え、、、?は、え?

零;うわ!もうホラー展開じゃん

紫音;ボス。。。。。

零;紫音、………。

紫音;ボス!ボス!どうしたんですか?!

零;紫音。今は危険\だ

紫音;ボス、ボス!

零;やめよう。紫音、ね?

紫音;…..だれ?。私の大切な人を、こんなに狂わせたのは誰よ!


蒼;あ〜あ、失敗しちゃったんだ。

霞;蒼。どういうこと?。説明して

蒼;言った通り。失敗。かわいそうだけど。これはこのままにしておこうかな。汚れ仕事は蒼の役目。

霞;ボスに何をした!

蒼;見て。

霞;え、なんでそれを持ってるの?

蒼;洗脳の光ね。

零;おい!それ持ち出しちゃいけないやつだろ!

蒼;蒼にかかればヨユーだし。

霞;蒼、ごめんね。

蒼;そうくるか、ならもうバイバイってことで。

戦い

・ルナはプロジェクター的なのをばら撒いて混乱させてもらえれば。。。

蒼;なん….. で…..

霞;ごめんね。ごめんね。

零;あ〜、疲れた〜

紫音;ごめん、私、自分の部屋に帰る。ボスのこんなすがた、見てられない。

零;そっか。わかった。

霞;(涙ぐむ)ごめん、私も、

零;、、。あと始末しておく。

霞;わかった。


転換

桜;ねえ、霞?

霞;桜?!生きてたの?!

桜;まあ、うん。

霞;桜、よかっ\た?!

桜;こっちに来ないで。

霞;なんで?!

桜;霞もいずれわかる。

霞;何?教えてよ!

桜;あなたの幸せは、彼女によって作られてる。彼女はこの世界のキーパーソン。

霞;何?彼女って蒼のこと?

桜;ええ。何があっても、彼女を殺してはいけない。

霞;え、、、。もう、もう!

桜;じゃあね。

霞;、、え?

転換

(桜、零の後ろに立っている)

零;おい

零;おい!おい!あ、起きた。

零;おはよう。大丈夫?

霞;……うん、大丈夫。ただ、変な夢を見たの。

零;どんな夢だ?

霞;あおいを、蒼を殺すなって。。。

零;何言ってんだよ、もう殺しただろw

霞;え、えぇ?

零;なんかおかしいぞ。どうしたんだよw。

霞;あ、あれ、幽霊!

零;なんだよ。なんもいないだろw

紫音;大丈夫??昨日は災難だったね〜

霞;え、紫音。ボスのこと、大丈夫なの?

紫音;ボス?ボスって誰?

霞;。。。え?なんで?

零;てか、お前、誰だっけ?

(周りの登場人物が捌けていく)

霞;え、?みんな、どこ行くの、ちょっと、待って、待って!何?

桜;ねえ、霞。

霞;(怯える)

桜;霞は、この世界で生きてるの?

霞;え?

桜;本当に、この世界で生きて、息をしているの?

霞;私、、、。私は?

霞;私は、、、、。誰?

桜;霞。

霞;な、何?

桜;じゃあ、あなたは、なんのために生きてるの?

霞;私は…..。

桜;ねえ、まだ、蒼のために生きてるの?

霞;それは....\違う。

桜;もし蒼のために生きてるんだったら、私はもう何も言わない。

霞;私は...!私のために生きてる …..。いや、生きることにする。

桜;なら、、。こんな仮想世界に囚われないで、伸び伸び生きてほしい。

霞;え、、?仮想世界?

桜;じゃあね。

霞;え、え、?!何?!

転換


桜;こんにちは。私は桜と申します。

彼女の行く末はどうなるのでしょうか。

結局、彼女は彼女の生きる世界に嫌気がさし、新しい仮想世界を作っていたようです。。

結局は作った彼女の殻に閉じこもっていた、ということです。

まあ、惨めですね。


霞;朝起きて、体がとても重かった。ゆっくり起き上がり、洗顔をした。

 いつも通りの毎日。何かがない毎日。私は、社会に疑問を持ちながら、今日も歩む。

世界はきっと、最初からなにもないんだ。

 

 

 

 

前案

 

 


緞帳UP

ボス;レディース アンド ジェントルマン。みなさまみなさま。こんにちは。元気な人も、悲しい人も、集中できない人も、みなさまへ向けて、私からみなさまに挨拶をしておきましょう…。あ、この話し方で寝ないでいただけると。さて、ここはいわゆる貴方たちの世界ではない世界です。不思議な不思議な別の世界。彼女の可愛い仲間たちとの世界をどうぞお楽しみください。あ、

声;モブ;いやだ、いやだ、やめてくれ!

  ルナ;やめるなんてするわけないじゃ〜ん!

  モブ;お前、もしかして

  ルナ;おっと、それ以上はダ〜メ。そこにいる「お客さん」がねぇ〜。

  モブ;叫び声

  ルナ;そっちの人もバイバ〜い。

  モブ2;叫び声

ボス;あら。もうそろそろ帰らなきゃ。それでは、「心逝くまで」お楽しみください。


暗転


ゆゆ:ただいま。

ルナ:おかえり。調子はどう?

ゆゆ:絶好調かな。今日も一つ「lie」っていうとこ壊してきたし。

ルナ:おぉー、絶好ちょ〜だね!よかったぁー。やっぱりルナの友達だけあるよね〜!

ゆゆ:もちろんね!ありがと。

ルナ:まあ、こっちも慣れてきた?12歳までずっと外へ出たことなかったじゃん。

ゆゆ:そうだね〜。初めて外に出てびっくりしたよ、ボスには感謝してる。で、まあ裏社会としての実戦には慣れてきたかな。

ルナ:慣れてきたって、でも、もうそろそろ1000ぐらいだよね〜?

ゆゆ;何が?あぁ、ボスの滑った数?

ルナ;(被せるように)それ以上は言っちゃいけないお約束。壊した数の話。

ゆゆ:あ、ああ、なるほどね。って、なら、ルナこそすごいよね。だって、5歳から実践して、壊した数は10000。今や警察からも依頼をうける腕のもち主…ほんと、考えらんない…。

ルナ:えへへ〜。でもゆゆも1000。普通よりは十分すごいよ。これからはよりペアとしても活動する機会増えるから、早く世間に認知されるよ

ゆゆ:ふふっ。そうだね。楽しみだな!

声:集合、集合。集会を開きますので、coral dogwoodへお集まりください。

ルナ:あ、、ボスだ。

ゆゆ:ほんとだ、早く行かないと。

ルナ:あっ!そうだ。ごめん。先に行っといて。

ゆゆ:わかった。親友のルナ。

ルナ:うん。親友のゆゆ。

ゆゆ捌ける

ルナ;そりゃ、ゆゆは殺すことでしか生きて行けないしね…。

ルナ、ボタンを設置し捌ける

転換

ボス:おはよう。

ルナ、ゆゆ:おはようございます。

紫苑:(被せるように)おはようございます!って、あんたらに言ってんじゃないでしょ。ボスは私に言ってくれてるのよ。あんたたちは引っ込んでなさい。

ゆゆ;嘘でしょ…。いまだに難癖つけてくるつもりなの?…..。ありえん。

ルナ;あー、めんどくさ。ボス……。紫苑さんが難癖つけられるんです…。

ゆゆ:(ため息)紫苑。私の親友に難癖つけないで。ほんといっつも…

紫苑:野蛮な人がなんか言ってる〜。ねえ。ボス。ゆゆとるなが変なこと言ってきます。

ボス:紫苑。あまり難癖をつけないように。

紫苑:あ、ごめんなさい!ボス。これからは気をつけます!

ルナ:(舌打ち)ホント、都合がいいのうざったいな…。

ボス:今度から喧嘩は別の時間にお願い。さて、時間が迫っているから急ぐよ。

ボス:まず、昨日の実績だが、上位2位を紹介する。2位は紫苑たち。数は12。おめでとう。そしてMVPは、ゆゆとルナ。合わせて72のダントツだ。おめでとう。まあ今回は小さな企業も多かったからやりやすかっただろう。私たちはあくまで悪い企業しか潰さないからな。というわけで、今日の予定なんだが、今はとりあえずない。急用が入ったらそんときに。はい、今回はこんな感じ…

ルナ:は〜い。

ゆゆ:ルナ〜!先に行ってるよ。

紫苑:あ、ちょ、待ちなさい!話すことが!


2人

ルナ:はぁ。よし…….。あとは祈るだけ…。


声 ゆゆ;あんたが言ったでしょ〜!

  紫苑;うるさい!

暗転


ゆゆ:….?ボタン?押して見てもいいのかな?でも、…あ。ルナからだ。

音響ルナ:このボタンは、信頼できる外交先で手に入れたボタンだよ。いいことが起こるらしいから使ってみてね。親友ゆゆへ

ゆゆ:信頼できる外交先…..もしかして、ボスと繋がっている人かな?どちらにせよルナが言うなら押してみようかな…。

押す


暗転


ゆゆ:わぁ...!えと、ルナ…?ボス…

ゆゆ:って、何…?この服。

ゆゆ;(ため息)えっと、、。どうしよ〜、うーん。よし、とりあえず歩こう。

ゆゆ;あれ、あの人は?

武士:お主、何者だ…?。此処のものではなかろう。どこからの差金か..?

ゆゆ:どこから?う〜ん …。日本….?

武士:お主よ、何を云う。ここが日本であることは周知でしょう?

ゆゆ:もしかして、江戸時代?

武士:…?!お江戸からわざわざ此方まで?お偉いさまがなんのつもりだ。

ゆゆ:何なのこれ。ボス〜ちょっと〜。(上を向いて)

武士:間諜か。切り捨て御免!


戦う

 

ゆゆ:で?

武士:なんだ、その手捌きは。どこを師にしているんだ…?

ゆゆ:師.......強いて言えばボスかな〜。

武士:謨須、、?

ゆゆ:そ〜だ。カタカナ語がわかんないんだっけ?

武士:誠に失礼であることは承知なのだが、その、一緒に行っても良いか?その、謨須とやらが気になる。

ゆゆ:じゃあ、江戸に行こう。

武士:わかった。


転換


ゆゆ:うわぁ〜。すごい!

武士:二藩ほどしか距離が無く、比較的楽だったな。

ゆゆ:あれ…?あの人どこかでみたかも…。

ルナ:その声….ゆゆ?。

ゆゆ:ルナ!いたんだ!

ルナ:よかった〜。あれ、そこの人は?

武士:私は、琴と申す。ゆゆ様の言う師である、謨須とやらに話を聞きたく参った。

ルナ:え、ボス?そこの新撰組のとこだよ。

ゆゆ:….は?。ボス、何やってんの?

ルナ:さぁ、、。

紫苑:ちょっと〜、仲間はずれにしないでよ。で、その話ほんと?ルナ。

ルナ:紫苑!本当だけど…。てか、なんでここにいるのよ?!帰りなさいよ!

紫苑;(被せるように)いいじゃな〜い。居たって。それより、ボスはあたしのよ。

ルナ;いいかげんその執着心なんとかしたら?さぞかし、ボスも大変だろうな〜!

紫苑;なっ、何を〜!!!!

ルナ;あれ?かかってくるんだぁ〜。

紫苑;はぁ?!

武士:る、な?紫苑?

ゆゆ:あぁ。武士さん。こっちがるなで、そっちが紫苑。で、喧嘩はやめたら?

ルナ;(2人は↑のセリフまで言い合っている。)こいつが引っ掛けてきたんだよ?

ゆゆ;ルナ。もう一人前でしょ。ほら、自分が悪くなくても謝りな。ほら、紫苑も。

ルナ;..。ごめん。

紫苑;ごめん。

武士:お主らの師は新撰組なのか?

ルナ:みたい….。

武士:どうりで….。

ルナ:ど〜したの?

ゆゆ:いやあ、さっき手合わせしたんだよね。

武士:とても強いから出身を聞けば江戸の街よりまいられたということで。

ルナ:ゆゆ何やってんの…まあ、ボスの拠点に行こう?

ゆゆ:うん….。武士さんもくる?

武士:では、ご一緒しても?


暗転


ゆゆ:うわぁ…豪華。

ルナ:ねぇ〜。

紫苑;へっへ〜ん!いいでしょ!

ゆゆ;なんで紫苑が自慢げなのよ….。


ボス登場


ルナ:あ、ボス。

ゆゆ:わぁ。ボス

紫苑:ボスに何か?

武士:あ、お初にお目にかかります。謨須様

ボス:えっと..だれだ?

ゆゆ:私たちの仲間でボスに会いたかったらしいです。

紫苑:へえ。じゃあ〜、せっかくだし手合わせしようよ。

ゆゆ:え..?

紫苑:紫苑に勝てたら、仲間になっていいよぉ〜。

ゆゆ:またやるの?この前も現実でボコボコになってたじゃん。

ルナ:いいですか?ボス。

紫苑:ねぇ〜、ボス、いいでしょ。

ボス:ああ。いいのではないか?せっかくだし、同じレベルの相手と戦えるのではないか?

ゆゆ;そんなことある….?

ルナ:じゃあ決まりってことで。

ゆゆ:武士さんもいい?

武士:もちろん。是非お願いしたい!

ゆゆ:じゃあそこでしなよ。

武士:ああ。

紫苑:じゃあほら、訓練の武器を取って….。よし、紫苑、行きま〜す。


戦い


紫苑:はあ、はあ、さっすが〜。

ゆゆ:紫苑、まだ未熟ね。そんじょそこらのマフィア….?武士にまけるなんてね。

紫苑:うるさい。あんたらがおかしいだけでしょ。

ルナ:で、ボス。仲間って何すんの?

ボス:それは…

紫苑:それはもちろん。

ボス、紫苑:新撰組に入ってもらうん だよ\だ


ゆゆ:え、

ゆゆ、ルナ:はあぁぁぁぁぁああああああ?!


暗転


武士:結由。そちらを頼む。..よし

声:切り捨て御免!


戦い


紫苑:行きますよ〜。ボス。

ボス:ああ。任せろ。

戦い


ルナ:よ〜し。今日も憂さ晴らしに行きますか〜。ね、親友のゆゆ。

ゆゆ:最近依頼はいらなかったもんね。よし、レッツゴ〜。

戦い(この中のセリフに、合法で人殺せてさいこ〜的なのを入れてもらえれば…。


※結構長めにお願いします。あとセリフは親友系多めでお願いします。

 

暗転


新聞を見るゆゆ、後ろからくるルナ

ゆゆ:なにみてんの?

ルナ:ねえ、みてこれ。

ゆゆ:うん?「新撰組、大活躍〜確実にあくを滅ぼす〜」?

ルナ:そうそう。「新撰組に初参加。女性のみの組が滅ぼした数最高を記録。女性をあなどっていたと武将までも動く。」って、すごくない?。

ゆゆ:うんうん。

ゆゆ:待って、この記事…続きがある。「街の人へのインタビュー…?」

ルナ:待って、その記事は..!

ゆゆ:「流石にやりすぎでは..?」、「悪人がかわいそうになってくる。人の心がなくなったのか?」

「人として、殺すときのあの表情はおかしい。ただ狂っているだけ..」…..?

ルナ:ゆゆ。この人たちは間違っているんだよ。大丈夫。

ゆゆ:….?そうだよね。そうだよ。

ルナ:それより次の任務入ってるよ。行こう?

ゆゆ:ああ、うん。

 

ルナ:このへんかな?

声:おい、金を出せ。

みつ:(泣きながら)いや、です、お願いです。やめてください。

声;あ、そっか。お前、貧乏、だったもんな。

みつ;お、お母さんも頑張ってくれてるんだよ!

声;なあ、金ださねえなら、ヤルしかね〜よな?

ルナ;まっず、

ゆゆ;ルナ、行こう!


戦う


みつ:あ、ありがとうございます。少しだけど何かご飯とかご一緒にどうですか?お金は私が出すので。

ルナ:めんどくさ。私はいいや。仕事だし。ゆゆも..。

ゆゆ:別にお金は出すよ。一緒に行こう?

ルナ:…え?

みつ:ありがとうございます。そこの方は、大丈夫ということで、無理にお聞きしてすみません。ゆゆさん、今度、江戸橋の付近で会いましょう。

ゆゆ:ええ。

ルナ:……。ルナ、店回ってから帰る。

ゆゆ:….。わかった。

転換


ボス:帰ってすぐなのに呼び出してすまない。

ゆゆ:なんですか?

ボス:みつとご飯に行くのをやめろ。

ゆゆ:…は?えと、なんの話でしょうか。

ボス:お主、みつとやらと飯へ行くらしいじゃないか。

ゆゆ:監視カメラもないのになんで知ってるんですか?それに、ご飯くらい別に良くないですか?

ボス:っつ?。それは….。

ゆゆ:なんでですか?

ボス:….なら、こうしよう。私が理由を言わない代わりに、行ってもよい。

ゆゆ:(舌打ち)わかりました。


転換

 

みつ:あ、あの、えーと。

ゆゆ:あ、みつ…さん?

みつ:あ、はい。行きましょうか。

ゆゆ:…..うん。

みつ:あ、あの、あそこです。

ゆゆ:…..あ、ね。

2人:…….。

みつ:あの、なんでそのご職業に就かれているんですか?

ゆゆ:ぁぁ。えと、人を殺すのが、好き…?だからかな?

みつ:えと、え?。好き…?

ゆゆ:まあ、ね。

みつ:ゆゆさん、なんか不思議ですね

ゆゆ:なんで?

みつ:だって、人を殺すのって、みんな嫌がるのが、あ〜、普通じゃないですか?

ゆゆ:そう、かな、普通だと思ってた。

みつ:え?!いやいや、ちょっと流石にそんなことは…..!

音;お腹のなるおと

みつ;あっ…….。

ゆゆ:….!….はっ….ふふっ…あははっw…..

みつ:えっと、あのっ!…..。ひとつも口をつけてなくて…。

ゆゆ:いやっ….w....雰囲気がぶっ壊れじゃん……..ww

みつ:あっ、。す、すみませんっ!

ゆゆ:いや、いいよw…..あははっw…w..ふふっ..w….はぁ..。

ゆゆ:みた感じ、年も近そうだし‘、ためでい〜よw

みつ:わかった。ありがとう!

ゆゆ:こちらこそ。いろんな意見がありそうだし。


転換


ゆゆ:ただいま〜。

ルナ:おかえり、初めて会ったんだよね。

ゆゆ:うん。みつさんとも仲良くなれた気がする。

ルナ:でも一番の親友は私だよね。

ゆゆ:もっちろん。ずっと仲良い親友はルナだけだよ。

ルナ:ありがとう。ゆゆはずっと、私の大切な親友だよ!

ルナ;じゃあ、ルナボスに呼ばれてるから

ゆゆ;あ、うん。行ってらっしゃい。


転換


みつ:ゆゆちゃ〜ん!

ゆゆ:あ、みつ。

みつ:いつものあそこ行こ。

ゆゆ:もちろん!

みつ:こう会うのはもう何十回目かもわかんないね。

ゆゆ:だね〜。みつと会えて初めて常識を知った気がするよ。

みつ:役に立ててるなら何よりだよ。

ゆゆ:みつ〜。ありがとう。もうみつとは一番の親友だよ〜!

みつ:私ももう一番の親友だよ!ありがとう!

ゆゆ、みつ:  (軽い雑談)

みつ:そういえば、もうルナさん…?には話した?

ゆゆ:あ、まだかも….。

みつ:言っといた方がいいよ。人を殺すのはいけない事だってこと。

ゆゆ:うん。教えてもらえたおかげで、私はもう血とかだめになってきた。

みつ:よかった〜。その調子で普通の感性を磨いて行ってね。

ゆゆ:うん。みつのおかげだよ。ルナはまだ気づいてないみたいだけどね。

みつ:それは私とすごい仲良くしている事?それとも....あのこと?

ゆゆ:もちろん両方だよ。

みつ:よかった〜。危ないね〜。

ゆゆ:うんうん。まあ、いずれ治ってくれるよ。話せばわかる。

みつ:だよね。ルナさんとも仲良くなりたいな。期待して待ってるね。

ゆゆ:うん。ありがとう。

声:うわぁ〜ん。みつさ〜ん!

みつ:あ、もう未刻か。ごめん、謝り役に行かないと…。

ゆゆ:謝り役って何?

みつ:あれ、初めてだっけ?まあいいや。寺小屋の子たちが怒られた時に、周りの人が謝りに行く制度だよ。朝に頼まれたんだよね〜。

ゆゆ:それは大変だね。行ってらっしゃい。

みつ:うん。もっと一緒にいたかったんだけど、ごめんね。

ゆゆ:いやいや、しょうがないよ。

みつ:ごめんね。ありがとう。じゃあ行くね。

ゆゆ:うん。全然大丈夫だよ!またね〜!

みつ:うん。次来れそうなら明日巳の時に一緒にご飯行こう!

ゆゆ:は〜い!


転換


ルナ:あれ?帰ってたんだ。ちょっと、ただいまくらい言ってよ〜。

ゆゆ:….うん。

ルナ:ねえ、ちょっと反応冷たくない?もうちょっとはなしてくれてもいいじゃない。

ゆゆ:..ルナ、あのさ…。

ルナ:どうしたの?

ゆゆ:あの、その、…。人を殺すことをやめない?

ルナ:↑(被せる)人を殺すこと?ルナとどんどん頑張っていこうねって話でしょ。うんうん!

ゆゆ:あ…。はぁ…。はいはい。

ルナ:ちょっと!何よ。そんな適当に返して。ねえ、親友でしょ?

ゆゆ:そうだね。友達だね。

ルナ:ねえ!一番だよね!

ゆゆ:はいはい。

ルナ:…..え?

ゆゆ:ねえ、もういいでしょ。明日巳の刻にみつと会うから今日は寝るね。おやすみ。

ルナ:…….。

転換。もしくはゆゆ捌ける。

ルナ:何で?!ずっと私だけの、たった1人の理解者だったのに、親友だったのに、親友が取られた?そんな、そんなことって…。そっか。そっかわかった。みつとか言うやつを殺せばいいんだ。そしたらきっと、みてくれる!また親友になれる!じゃあ、明日でいいかな。


転換


みつ:楽しみだな〜。早く来ないかな〜。

ルナ:ヤッホ〜。みつちゃん

みつ:えっと、ルナさん?

ルナ:そうそう〜。

駆け寄ってくるゆゆ

ゆゆ:みつちゃん!..。え?なんでルナがいるわけ?

みつ:どうしたの、っつ?!


戦う


ゆゆ:みつ…..みつ!ごめん、ごめんね!ルナ、ねえ。

ルナ:これで、これからは一緒になれるね。

ゆゆ:(被せるように)はぁ?あんた、自分が何したかわかってんの?

ルナ:え…?ゆゆ…?何言ってんの…..?

ゆゆ:それはこっちのセリフだよ!私の一番の親友を奪わないで!

ルナ:….え?今、一番の親友って…一番の親友はルナでしょ?ねえ、ねえ!

ゆゆ:人を殺すのを強要することが友情だっていうの?

ルナ:それは…..。

ゆゆ:私はルナのこともう許さない、もう友達じゃない。またね。

ルナ:ゆゆ!?

ゆゆ捌ける

ルナ:ゆゆに見放された…じゃあ、もう動かすか…。

転換

ボス;あら、どうしたの?

ルナ;

転換

ゆゆ:ルナ…

ルナ:ゆゆ、ヤッホ〜!

ゆゆ:え…は?凹んでないの?

ルナ:だって〜。いらないものは捨てる主義だからね

ゆゆ:は..?

ルナ:此方へ。

ボス:…..はい

ゆゆ:え、は?

戦い(ゆゆ→ボスが大切

ボスは気絶中。死んではない

ゆゆ:許さない….。許さないゆるさない。

ルナ:っつ?。

ゆゆ:ねえ、ねえ。私の大切なものを奪っていって楽しい?面白い?ねえ。(凶器を持って詰め寄る)

ルナ:(倒れたボスを連れて逃げる)

ルナ:はぁ、はぁ。(落ち着く場所へ

ルナ:はぁ……….。ここまで来れば…..。

ルナ:ふぅ。そういえばボスってずっと仮面してたよね。ルナが操ってたとはいえ、仮面の下は見たことなかったな…..。

(仮面を外す)

ルナ:…………お姉ちゃん……?

ルナ:ルナ、お姉ちゃんにあんなに酷いことを….。お姉ちゃん、リオ姉。ねえ、ソラ姉はどこに行ったの?あの時から、もうわからないよ..。記憶が思い出せないの…。(泣く)

ゆゆ:っ、見つけた。あれ?

ルナ:りお姉。あっ。ゆゆ。何でここに?

ゆゆ:なんでも何も、そんなに泣き叫んでたら見つけれるでしょ。

ルナ:お願い、ルナはいいから、リオ姉は…..?

ゆゆ:あっ〜。そうなんだ〜。あんたにとって大切なのはリオ…..じゃなくて、ボスなんだ〜〜


ゆゆ、ボスに銃を撃つ


ルナ:?!何すんの?ひどいよ!

ゆゆ:あっっははw。ねえ、これでわかったでしょっwせいぜい後悔しなよ。生かしてあげるから。

ルナ:ひどい!

ゆゆ:ねえ、ひどい?っははwねえ、何言ってんの?私の友達を、みつを、殺したじゃん、お前は。

ルナ:っつ、、うわあああああああああ!!!!!!


ルナの自室。ナイフを持っている


ルナ:もういっか。いいよね、きっとリオ姐も許してくれる。

ルナ、自分に突き刺す

最初のアジト

ルナ:あれ、ルナ、死んだはずじゃ…..?

ゆゆ:あ、おはよう。ルナ。

ルナ:え?何でゆゆが..?リオ姉さん…?っ、ごめんなさい!ごめんなさい!(逃げる)

ゆゆ:ふふ、成功ね。リオ姉さん。

ボス:そうね。これでやっと殺しをやめさせられる…..。ソラ。

ゆゆ:「ゆゆ」なんて。これで何回めだっけ…..?

ボス:もう数えるのもやめたわ。

ゆゆ:果たして夢のループはいつ終わるの…….?

ボス:さあね。次は何が起こるのかしら。

ゆゆ:ふふっ。次?次なんてないよ。

ゆゆ、ボスに銃口を突きつける。

ボス:何をやっているの?。ソラ‼︎‼︎

ゆゆ:ねえ、リオ姉さん。もうこんなル〜プ嫌でしょ。毎回壊されるエンドなんて楽しくないでしょ。またどうせ新しいルナが作る世界が生まれる。姉さんより私の方が「楽」な役だから。

ボス:嘘つき。ソラの方が忘れられて辛い癖に。勝手に納得しないでよ。

ゆゆ:そんな。そんなことない。こんなループ、もう、

ゆゆ:辛くなるのはもう私だけでいいの。ね、姉さん。

ボス:はぁ?

(ルナ、途中からみる)

ゆゆ:じゃあ、行くよ。3….2……1…..

ルナ:待って!


(暗転)

銃声

(明転)


ルナ、倒れ込む

ゆゆ:ルナ?。みてたの?

ルナ:ルナ…….が死んだら……..きっと……そのル〜プも…終わるんでしょ…?ソラ姐!

ゆゆ:ルナ……!ごめんね。ごめん。あと、みつちゃんは、あなたのために、やめさせるループに協力してくれていたのよ。

ルナ:そ、そんな….

ボス:ルナ……..

ルナ:はぁ..。みつちゃんを殺した罰かな?、もう助かんないみたい…….。ずっと付き合ってくれてありがとう…..。

ゆゆ:ルナ。

ルナが倒れる

効果音:テレポ〜ト

ゆゆ:なんで……..。なんで終わらないの?景色が、変わらないの?!

紫苑:ね〜ね〜。なんで「仲間はずれ」にするの?

ゆゆ;もしや、あんたが…..!

紫苑:さぁ〜。まあ大切なお仲間さんは死んじゃったし〜。まあ私なんだけど。

ボス:自覚してたの?

紫苑:そりゃぁね。

ゆゆ:私たちがルナについて話してるときになんも思わなかったの?

紫苑:まあね。ていうか、任務だし?

ボス;任務?

紫苑;ふっ….wははっ…wそうだよ。あなたたちは私が任務を達成するための「駒」なの。所詮、私はルナさえ殺ればミッションクリアだから。あとはどーでもいいの。あんたたちの気持ちなんて私は知らないし。ゆゆ、ボス..じゃなくてソラ?あんたたちにループさせてればいずれゆゆがソラを殺ろうとして、そこにルナが介入して死ぬと、すでに私が作った計画に書かれているのよ。ルナの記憶を消したのも私。なんか文句ある?あんたたちが気づけなかったのが悪いのよ。

ゆゆ:…..今度こそ倒す。

紫苑:あっれえ、かかってくる気?

ゆゆ:あんた!


戦う


紫苑:本気のボスとゆゆに勝てるわけ、

ゆゆ:バイバイ。隠した分のルナの命を背負って、地獄で後悔しな。


暗転


ルナ:ここは….

声:ここは天国と地獄の間です。ここで心残り等あれば解消していただいて、目の前のボタンを押せば天国地獄で自動に振り分けられますので。

ルナ:へえ…..。あ、なんかやってる。ふ〜ん。紫苑だったんだ。私が死ぬ意味なかったじゃん。

声、ゆゆ:バイバイ。隠したぶんのルナの命を背負って、地獄で後悔しな。

ルナ:そらねえ…..。

紫苑:イッタ….っつたく。

声:ここは天国と地獄の間です。ここで心残り等あれば解消していただいて、目の前のボタンを押せば天国地獄で自動に振り分けられますので。

紫苑:私には関係ない

みつ:ああ〜っ。ルナさん、とこちら、、、

ルナ:ぁ、ぁああ。ごめん。ルナ、ついかっとなって、、

みつ:いえいえ、いいんですよ。ルナさんもきっと天国へ行けますよ。

ルナ:みつちゃん…ごめんね。あんなひどいこと言ったのに..(泣く?

紫苑:ちょっと、私抜きにしないでよぉ。私は紫苑。よろしくね!

ルナ:こいつ嫌い

みつ:まあまあ、紫苑さんも何かあったのかも…

ルナ:みつちゃんは優しいね。でも、わたしが無意味に死んで、みんなを悲しませた犯人だから。

みつ:‼︎‼︎悪い人ですか?なら今すぐ警察に…

ルナ:もう死んでるから無理だよ〜

みつ:あ、そっか…

紫苑:早くボタンを押そうよぉ〜、もう疲れた〜

声:ボタンからの入力を確認。人数…3、前世の行いをインスト〜ルしています。振り分け中….振り分け完了。来世をインスト〜ル中….来世、地獄、天国をアップデ〜トしています。…確認。各自、目の前のボタンを押してください。

みつ:これを押すべきなんですかね…?

紫苑:みたいだね

ルナ:じゃあせ〜ので行くよ

3人:せ〜の。


声:ボタンを押されたのを確認。向かって下側に紫苑さんは行ってください。上側には残りのお二人が行ってください


紫苑:じゃ〜ね。バイバイ

みつ:またね〜


暗転

(暗転中)声;みつ;わぁ、意外と綺麗なとこですね!あ、わたあめ!

       ルナ;ちょ、みつちゃん!先行かないでよ〜!

       ルナ;あ、後、聞こえてるんでしょ?そこの人。気づいてないとでも?さあ。次は、          あなたが巻き込まれる番かもね。ああ、ルナは知らない。

       みつ;ルナさ〜ん!早く!

       ルナ;ごめん、今行く!

  


転換

ソラ;….。本当に静かになったね

ボス;そうね。

ソラ;…..これからどうしよう。

ボス;…….さあね。職でも探す?

ソラ;….。そうね

転換

ボス;さあ、これで一件落着。みなさんはどう感じましたか?本当の仲間….。簡単そうでとてもむずかしい問題だと思いませんか。それでは、って….そら、どうしたの、って、ソラ?!何してんのっ!

ソラ、ボスに銃口を向ける。

ソラ;ねえ、姉さん、気がつかなかったの?本当の元凶は、私だよ。

ボス;え、、、

ソラ、銃を撃つ。ボス、叫ぶ。

 

ソラ;さあ、レディース アンド ジェントルマン。みなさまみなさま。こんにちは。ここはいわゆる貴方たちの世界ではない世界です。不思議な不思議な別の世界。私の可愛い仲間たちとの世界を、心逝くまでお楽しみください。それでは、

開演です。